【前編】経営戦略の手段として、M&Aは効果を発揮しているか?(慶応義塾大学・牛島辰男教授)

※この記事は公開から1年以上経っています。
alt
慶応義塾大学商学部教授・牛島辰男氏

無借金経営のいまこそ、事業のポートフォリオ・リストラクチャリングを

―投資家目線でいうと、どうしても売上高の大きい企業のM&Aに注目が集まります。利益率の観点からM&Aをすべきかどうかといった判断の目は、まだ育っていないかもしれません。

牛島教授:ただ、投資家目線で見たとき、売却が好意的に評価されないというわけでもないとは思いますね。たとえば日立...

この記事は会員専用です。
無料会員に登録して、今すぐ続きをチェックしよう!
会員登録をする(無料)

NEXT STORY

アクセスランキング

【総合】よく読まれている記事ベスト5