米国シリコンバレーの有力ベンチャーキャピタル(以下VC)、500 Startups(ファイブハンドレッド・スタートアップス)が日本向けファンドを立ち上げたのは2015年11月。3000万ドル(約33億円。1ドル110円換算・以下同)規模を目指している同ファンドは、2016年2月時点ですでに1500万ドル(約16億5000万円)の調達を完了、投資家や起業家からの視線も熱い。そこで、日本代表兼マネージングパートナーを務めるジェームズ・ライニー氏とマネージングパートナーの澤山陽平氏に同社の戦略について聞いた。第1回では、500 Startupsが投資する際の条件に迫る...