ソニーは、電池事業の一部を村田製作所へ譲渡すると発表した。対象となるのは、ソニーエナジー・デバイス(福島県郡山市)が手がける電池事業、中国とシンガポールの製造拠点、国内外の販売・研究開発拠点のうち電池事業関連の資産や人員。現在ソニーブランドで展開されているUSBポータブル電源やアルカリ乾電池、ボタン・コイン電池、モバイルプロジェクターなどの一般消費者向け販売事業は対象外。

ソニーは1975年に電池事業を開始し、1991年にはリチウムイオン二次電池を世界に先駆けて商品化。今後は、競争環境が大きく変化しているスマートフォン向けポリマー電池の収益力改善に取り組むほか、電動工具などパワーツール向け液系筒型電池へ経営資源のシフトを進める。

取引は2017年3月末をめどに完了予定。