ソフトバンクは米国の携帯電話会社のスプリント・ネクステル・コーポレーション(スプリント、カンザス州オーバーランドパーク。売上高約2兆6400万円、営業利益84億6000万円、純資産8960億円)を買収することで合意したと発表した。約1兆5700億円(約201億ドル)を投じてスプリントの株式70%を取得する。買収完了は2013年半ばの見通し。

ソフトバンクグループは世界最大級の「モバイルインターネットカンパニー」として事業基盤の確立を目指す。買収により移動体通信事業の売上高は世界3位となる。ソフトバンクはまず、スプリントが発行する転換社債を約2430億円(31億ドル)で引き受ける。スプリントの株主総会決議と米監督官庁の承認後、米国の持ち株会社を通じて約1兆3300億円(170億ドル)を追加出資する。取得総額のうち、約9460億円はスプリントの株主に支払われ、約6240億円はスプリントの財務体質強化に使われるという。

追記事項

2012-12-17
ソフトバンクは買収資金として、総借入限度額1兆6500億円の借り入れ(ブリッジローン)契約を結ぶことを決議。スプリントの買収価額は10月15日時点より円安が進んだため、日本円換算で約1兆6900億円(約201億ドル)と公表。