ソニーは、英国の携帯電話メーカーのSony Ericsson Mobile Communications AB(ソニー・エリクソン、ロンドン。売上高約6650億円、営業利益約168億円、純資産約3170億円)の株式を追加取得し、2012年2月15日付けで完全子会社化した。社名はソニーモバイルコミュニケーションズ AB(ロンドン)に変更する。

ソニー・エリクソンはスウェーデンの通信機器メーカーのTelefonaktiebolaget LM Ericsson(エリクソン、ストックホルム)との合弁会社で、ソニーは50%を保有し持ち分法適用会社としていた。2001年に当時不採算だったソニーとエリクソンそれぞれの携帯電話事業を統合し、事業を開始した。従来型の携帯電話(フィーチャーフォン)で市場のリーダー的存在となり、2007年以降はスマートフォンの「Xperia」の開発などを手がける。ソニーは今回の完全子会社化により、スマートフォンの機能をタブレット、テレビ、PCなどの幅広いネットワーク対応製品群に迅速に組み込むことが可能になる。

取得価額は約1100億円(10億5000万ユーロ)。