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芝浦電子争奪戦、台湾ヤゲオのTOB価格引き上げで「ホワイトナイト」ミネベアミツミの出方は?

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芝浦電子の本社(さいたま市内)

センサーメーカーの芝浦電子を巡る争奪戦が新たな局面を迎えた。同意なき買収を提案している台湾の電子部品大手ヤゲオ(YAGEO)がTOB(株式公開買い付け)の価格を従来の1株4300円から5400円に引き上げた。

ホワイトナイト(友好的買収者)として名乗りを上げた精密部品大手のミネベアミツミが提示する4500円を上回り、4月23日にTOB開始を予定するミネベアミツミとして対応が待ったなしの状況だ。

ミネベアミツミ、1株4500円で参戦

ヤゲオが芝浦電子の完全子会社化を目的とする買収提案を発表したのは2月初め...

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