NECエレクトロニクスと半導体大手のルネサス テクノロジ(東京都千代田区。売上高7027億円、営業利益△965億円、純資産1760億円)は2010年4月1日付けで合併すると発表した。両社とNECエレクトロニクスの親会社のNEC、ルネサスの親会社である日立製作所と三菱電機の5社が事業統合に関する統合基本契約を締結した。半導体市場では世界的な競争が激化するとともに、新興国の台頭といった構造変化が見込まれており、両社は統合により経営基盤を強化し一層の技術力向上を図る。

事業統合にあたりNEC、日立製作所、三菱電機は、ルネサスと統合後の新社に対し資本増強を実施する。まず、合併前日の2010年3月31日までに日立製作所と三菱電機がルネサスによる総額780億円の株主割当増資を引き受ける。合併後には新会社がNEC、日立製作所、三菱電機を引き受け先とする約1220億円の第三者割当増資を実施する。

合併はNECエレクトロニクスを存続会社とする。統合比率はNECエレクトロニクス1:ルネサステクノロジ1.189。統合に際しNECエレクトロニクスは普通株式1億4684万株を発行し、ルネサスの株主に対して今後決定される合併比率に従って割り当て交付する。

新会社名はルネサス エレクトロニクス(神奈川県川崎市)で、会長にはNECエレクトロニクスの山口純史社長が、社長にはルネサスの赤尾泰社長が就任する。

追記事項

2009-12-15
合併比率はNECエレクトロニクス1:ルネサステクノロジ20.5。ルネサステクノロジの普通株式1株に対して、NECエレクトロニクスの普通株式20.5株を割り当てる。