ソフトバンクグループは半導体設計大手の英ARM Holdings plc(ARM。ケンブリッジ。売上高約1362億円、営業利益約571億円、純資産約2529億円)を約3.3兆円で買収すると発表した。買収の目的を「IoT(モノのインターネット)がもたらす非常に重要なチャンスをつかむこと」としており、今後は同社をグループの成長戦略の柱として育てる。

ARMは1990年設立で、マイクロプロセッサーや関連技術、ソフトウエアの設計、開発ツールの販売を手がけるほか、グローバルな半導体の知的所有権を保有する。ソフトバンクグループはARMのライセンス供与や半導体企業向けの研究開発受託をサポートする。また、研究開発投資を拡大するなどして長期的な成長を目指す。

ソフトバンクグループは現在同社の株式1.42%を所有するが、残りの全株式を裁判所の承認が必要な「スキームオブアレンジメント」の方法により完全子会社化する。取得予定日は2016年9月30日。