失敗、大どんでん返し、爆買い…「なんでもアリ」の大混戦 企業買収で振り返るケータイ業界
2017年も企業の合併・買収(M&A)の嵐が吹き荒れた携帯電話業界。主要企業は皆「わが道を行く」ようで…。
M&A Online
| 2017/12/25
2017.12.25
この2兆円が高いか安いを巡っては、さまざまな見解がある。2016年にソフトバンクグループ<9984>が買収した英アーム(ARM)ホールディングスには3兆3000億円もの買値がついた。半導体メーカーにCPUの設計データを提供するARMには、工場や設備といった資産はない。あるのは知的財産だけだ。東芝メモリには知的財産に加えて工場や設備などの資産もある、親会社と違って業績も順調だ。「東芝は2兆円あれば債務超過を回避できるという一心で売却交渉をしたが、冷静に考えればもっと高値で売り抜けられたはず」との指摘も根強い...
2017年も企業の合併・買収(M&A)の嵐が吹き荒れた携帯電話業界。主要企業は皆「わが道を行く」ようで…。
インターネット広告業界はM&Aや他社との提携が社運を左右する業界といえる。今回は主要4社であるサイバーエージェント、オプト、セプテーニ、アイレップのM&Aについて近況をまとめてみたい。