(株)東芝(以下「東芝」)は、Bain Capital Private Equity, LPを軸とする企業コンソーシアムにより組成される買収目的会社である(株)Pangea(以下、「譲受会社」)に対して、連結子会社である東芝メモリ(株)(純資産1000万円、以下、「TMC」)の全株式を譲渡し、譲受会社との間で株式譲渡契約を締結することを決議した。 また、本件譲渡の実行に伴い、東芝は譲受会社に対して3500億円の再出資を行う予定であり、これによりTMCは東芝の連結子会社から持分法適用会社になる予定である。

東芝は、メモリ事業の機動的かつ迅速な経営判断体制の整備及び資金調達手段の拡充を通じてメモリ事業の更なる成長を図るとともに、メモリ事業への外部資本導入を円滑に進めるため、2017年4月1日付けで、自社のメモリ及び関連製品の開発、製造、販売事業及びその関連事業に関する権利義務の一部を、会社分割により完全子会社であるTMCに承継した。そして、自社の借入金の返済原資の確保及び財務体質回復のため、複数の候補先との間で入札手続によるTMCの株式の売却手続を進めてきたが、①TMCの評価額、②今後のメモリ事業の安定的な成長への影響 (顧客やサプライヤとの関係、国内雇用確保の観点含む)、③各国の競争法当局の承認が得られる蓋然性、④その他各国当局の承認が得られる蓋然性、また⑤2018年3月末までの株式売却の実行の確度、等を総合的に勘案した結果同コンソーシアムを売却先として決定したとしている。

株式譲渡価額は合計2兆円。(但し、両当事者が合意する想定純負債額、想定運転資本額、想定累積設備投資額を前提とした金額であり、想定額と実績額との間の差については、本件株式譲渡の実行後に譲渡価格を調整する。)

株式譲渡実行予定日は2018年3月31日迄としている。