各種半導体に関する研究、開発、設計、製造、販売およびサービスを提供するルネサス エレクトロニクス(東京都)は、米国の半導体会社で産業やインフラ、車載、航空宇宙向けなど特に信頼性や性能が重視される市場向けに、パワーマネジメントICや高精度アナログなどのアナログ半導体製品の開発、製造および販売・サービスを行うIntersil Corporation(米国、売上高531億円、営業利益△14億円、純資産972億円、以下インターシル社)を完全子会社とすることについて同社と合意することを決議した。

ルネサス エレクトロニクスは、パワーマネジメント関連アナログ製品のラインナップ強化や同社のマイコンとインターシル社の高精度なアナログ製品をキットとして顧客に提供するソリューション提案力の強化、日本国外における拡販力の強化、複数の米半導体企業における経営経験が豊富なインターシル社のマネジメントチームがルネサス エレクトロニクスグループに加わることによるグローバルマネジメント力の強化が期待できるとしている。

株式取得価額は約3228億円(アドバイザリー費用等含む)。

株式譲渡実行日は平成29年度上期中。

買収方法は、ルネサス エレクトロニクスが本件買収のために米国に設立する完全子会社(買収子会社)と存続会社となるインターシル社の合併による方法(逆三角合併)で実施する。ルネサス エレクトロニクスの買収子会社の株式がインターシル社の株式に転換されることによりインターシル社を完全子会社とするものである。なお、同社は、本件に賛同している。