クリスマスイブの今日、プレゼント探しに奔走しているという人も多いのでは? 総務省統計局の家計調査によれば、クリスマスイブに支出が多くなるものの一つが「玩具」。少子化が進む中、金額としては減少しているものの、子どもへのクリスマスプレゼントとして玩具は安定の存在感を保っているようだ。そこで今回は、玩具業界にスポットを当てつつ、クリスマスプレゼントの傾向と対策を考えてみた。

やっぱり強いのはゲーム

 バンダイが毎年実施している「今年のクリスマスに関する意識調査」(2017年)によれば、子どもが欲しがっているクリスマスプレゼント1位は「ゲームソフト」。同率4位には「ゲーム機」もランクインしており、家庭用ゲーム市場はクリスマス商戦でさらに活気づきそうだ。


2017年 子どもが欲しがっているクリスマスプレゼント 総合TOP5
1位ゲームソフト
2位ぬいぐるみ・人形・フィギュア
3位車玩具
同率4位キャラクターのなりきり・変身玩具
同率4位ゲーム機

 出典:バンダイ「今年のクリスマスに関する意識調査」(2017年)

ニンテンドースイッチ
Photo by Kana Natsuno

 ファミ通調べによると、2017年上半期の国内家庭用ゲーム市場規模は、ハードが765.1億円(昨年対比144.0%)、ソフトが766.9億円(同95.4%)で、計1,532億円(同114.8%)になるとのこと。2014年上半期以来、3年ぶりにハード・ソフト合計の昨年対比がプラスになったという。その立役者となったのは、今年3月に任天堂<7974>から発売された「ニンテンドースイッチ」だ。2016年の国内家庭用ゲーム市場規模が2994.8億円だったことを考えると、その勢いを感じずにはいられない。12月10日時点で世界累計販売台数1000万台を突破し、任天堂も年末に向けて増産体制を整えたとはいうが、品薄状態はしばらく続くだろう。

 ソフト面でいえば、11月に発売されたポケモンシリーズ最新作「ポケットモンスター ウルトラサン・ウルトラムーン」(ニンテンドー3DS)といった大型タイトルの存在も市場拡大に貢献しそうだ。