東芝は、パソコン事業をシャープに売却すると発表した。子会社の東芝クライアントソリューション(東京都江東区。売上高1460億円、営業損益△83億7000万円、純資産△63億2000万円)の株式の80.1%を10月1日に約40億円で譲渡する。これに伴い約17億円の売却損を計上する見込み。シャープは2010年にパソコン事業から撤退したが、再参入することになる。

東芝は2016年4月に業績不振のパソコン事業を東芝クライアントソリューションに移管し、構造改革を進めてきたが、赤字が続いていた。東芝のノートパソコンブランド「Dynabook」は継承される。シャープの親会社である台湾の鴻海精密工業はパソコンの受託生産を手がけており、 生産ノウハウや世界的な部品調達力を持つ。