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東芝の原発子会社処理は「不正会計」ではないー久保惠一氏に聞く

※この記事は公開から1年以上経っています。
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久保惠一ビズサプリパートナー Photo by Hidemi Matsumoto(M&A Online 編集部)

東芝は「のれん」を自社ではなくWHにつけた

-ボディーブローというと…

日本の会計基準では「のれん」を毎年、費用として償却しなくてはならないが、国際会計基準(IFRS)や米国会計基準(SEC)ではその必要はない。ただし「のれん」が毀損した時点で、損失として計上(減損)することになる。WHのように大幅な毀損が起こったと判定されれば、巨額の減損がいきなり発生する。東芝のWHショックは、まさに「のれん」の減損によるものだった。

-東芝の「のれん」の取り扱いが不正会計ではないかと指摘されましたが…...

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