-ところが、原子力発電を取り巻く状況は一変します。
2011年3月の東日本大震災による津波被害で発生した東京電力福島第一原子力発電所事故を受けて、ドイツが脱原発に踏み切るなど原子力ビジネスの流れは大きく変わった。東芝はこの時に原子力事業を方向転換すべきだった。しかし、経済産業省が原発ビジネス存続のため東芝をバックアップしたなどの背景もあり、原子力事業の見直しには踏み込まなかった。これが東芝の傷口を広げることになる...
M&Aアドバイザーとして多くの海外企業買収に携わってきた松本茂京都大学大学院特命教授。現在「Business Analysis and Valuation」の講義を担当している松本氏に、海外M&Aアドバイザーの仕事と研究について聞いた。
中小企業の事業承継やM&Aを支援する株式会社日本経営承継支援。代表の笹川敏幸さんに、独立系のM&A仲介会社を経て起業した経緯、最近の中小企業にとってのM&Aの動向などについて聞いた。
M&Aは、スピード経営を実現するための手段であるというのが通説だ。東証2部上場企業である日本社宅サービスは、過去に6件のM&Aを実施しているが、「中堅・中小企業ではスピードよりも堅実性を求めることが重要」と笹晃弘社長は語る。