東芝の原発子会社処理は「不正会計」ではないー久保惠一氏に聞く

※この記事は公開から1年以上経っています。
alt
久保惠一ビズサプリパートナー Photo by Hidemi Matsumoto(M&A Online 編集部)

適正価格の2倍!高額買収が命取り

-ところが、原子力発電を取り巻く状況は一変します。

2011年3月の東日本大震災による津波被害で発生した東京電力福島第一原子力発電所事故を受けて、ドイツが脱原発に踏み切るなど原子力ビジネスの流れは大きく変わった。東芝はこの時に原子力事業を方向転換すべきだった。しかし、経済産業省が原発ビジネス存続のため東芝をバックアップしたなどの背景もあり、原子力事業の見直しには踏み込まなかった。これが東芝の傷口を広げることになる...

この記事は会員専用です。
無料会員に登録して、今すぐ続きをチェックしよう!
会員登録をする(無料)

NEXT STORY

アクセスランキング

【総合】よく読まれている記事ベスト5