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行動経済学的観点からみた「M&Aと株価」(下)東工大・井上光太郎教授インタビュー

※この記事は公開から1年以上経っています。
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東京工業大学・工学院・経営工学系・井上光太郎教授

 株式市場の評価という視点から、1990年~2006年のM&Aのケーススタディと実証分析で検証した『M&Aと株価』(東洋経済新報社刊)の著者である東京工業大学工学院の井上光太郎教授に、日本の株式市場の特徴と同書出版後の研究についてお話を聞いた。(前回の記事はこちら)

3.M&Aの成功要因とは

--日本企業の具体的な成功例をお聞かせいただけますか。

井上教授:海外ではM&Aと同時に、余計な資産を売却するなど相当なリストラをするのが通常です。たとえば、スイスのネスレは2000年代に100件の大型M&Aをする一方で、100件の大型事業や子会社の売却をしてキャッシュを創出し続けているわけです...

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