YKKは衣類、雑貨に欠かせないファスナー製品の世界企業であると同時に、アルミサッシなど建材大手の顔を持つ。今回買収を決めたのはパナソニックホールディングス(HD)傘下で住宅設備を手がけるパナソニックハウジングソリューションズ(大阪府門真市)。建材・住宅設備で首位に立つLIXILの追撃に向けた号砲となるのか。
建材・住宅設備業界に久々のビッグニュースが飛び込んできたのは11月17日...
オプテックスグループのM&A戦略が軌道に乗ってきた。遠赤外線式自動ドアセンサーを世界で初めて実用化した同社は、いまやセンシングソリューションとインダストリアルオートメーションを柱とするグローバルニッチ企業へと進化した。その原動力がM&Aだ。
不動産中堅のMIRARTHホールディングは、宿泊特化型ホテル開発に拍車をかける。進出エリアの選定や、オペレーション力の強化、人員確保などと並んで、M&Aも活用することで実現を目指す。
不動産大手の野村不動産ホールディングスは、今後3年間に、M&Aなどの戦略投資に1000億円を支出する。持続的な成長に向けて注力する五つの領域の一つとして「戦略投資(M&A)による成長の加速」を掲げた。
半導体や液晶製造工場向けの特殊ガス供給システムなどを手がけるジャパンマテリアルが、畑違いの人工衛星やロケット追跡設備の飛鳥電気を完全子会社化した。なぜ「畑違い」とも言える宇宙ビジネスの買収に乗り出したのか?同社のM&A史から紐解いてみたい。