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「結果にコミットする」人材こそが、新たな価値を創り出す-RIZAPグループ 加來武宜取締役経営企画・人事本部本部長に聞く

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 「M&Aは手段であって目的ではない」-そう語る経営者は多い。確かにM&Aによって買収側の企業は自社にない強みを短期間で手に入れることができる。しかし、相手企業の強みを単純に足し算するだけでは本来の目的地には辿り着けない。互いの強みを掛け算し、顧客に対して新しい価値を創り出すことこそ重要だ。「自己投資産業でグローバルNo.1ブランドとなる」をビジョンに掲げ、積極的なM&Aによって急成長を続けるRIZAPグループ<2928>。15年前、豆乳クッキーの通信販売から始まった同社も、グループ会社の数は今や60社以上にもおよぶ。そこで今回は「新しいカタチのM&A」に挑む同社取締役経営企画・人事本部本部長の加來武宜氏に話を聞いた。

4つの基本方針から成るユニークなM&A戦略

M&A戦略基本方針
RIZAPのM&A戦略基本方針

 ---御社では「自己投資産業」という非常に幅広い領域でのM&Aを実践されていますが、対象企業を選ぶ際のポイントを教えてください。
 ポイントは大きく分けて事業軸と機能軸の二つがあります。まず事業軸でいうと、現在展開している美容健康、アパレル、住関連ライフスタイル、エンターテイメントの4つのセグメントに代表される「自己投資産業」につながる事業かどうか。また機能軸では、マーケティング機能、ITシステム技術、生産加工機能など、グループ共通のプラットフォームになりうる卓越した技術や基盤を持っているかどうかということです。
 基本的にはこの2つの視点から評価していきますが、最も大切なのは、対象企業がグループのビジョンである「自己投資産業グローバルNo.1」につながる企業かがポイントとなります。

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