「株式対価M&A」これから どうなる 矢部謙介中京大学教授に聞く

※この記事は公開から1年以上経っています。
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「株式対価のM&Aを推進しようとするのなら恒久減税にすべき」という中京大学の矢部謙介教授

2018年度から株式対価M&Aに関する株式譲渡益への課税が繰り延べされる。この制度によって自社株を対価とした事業再編や、大型のM&Aが容易になるものと期待されている。そこでM&Aの研究に取り組んでいる中京大学の矢部謙介教授に新制度の効果についてお聞きした。

メリット大きく件数は増加する

―2018年度から株式対価によるM&Aによって得た株式に対する課税繰り延べが実施されます。この効果をどう見ていますか。

売り手企業側の株主にとってはメリットがあるだろう...

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