M&A Onlineは2018年4月1日のリニューアルに伴い、学生レポーターMAOガールを選定しました。MAOガールは企業経営者や大学のM&A研究者、弁護士、会計士、税理士などの専門家らへのインタビューのほかセミナーのルポなどを行います。

初代MAOガールは、早稲田大学に在学中の山口萌(やまぐち・もえ)さんです。山口さんは文化構想学部で、政治や経済、文化、社会など学際的な広い分野の学問に取り組んでいます。今後「いろいろ知りたい!学生レポーター MAOガールが行く」と題し、山口さんの取材記事を掲載していきます。今回は山口さん自身にインタビューを行い、MAOガールとしての意気込みなどを聞きました。

M&Aは身近にもあった

―まずM&Aに対しどのような印象をもっていますか。 

M&Aはテレビで見ているイメージが強いですね。買収が決定しましたというような感じで握手して、バシャバシャと写真を撮ってといったような映像が浮かびます。何か私たちとは別の世界の人たちが、自分たちのリソースを生かして戦略を練って行うというドラマっぽいイメージがあります。

―あまり身近に感じたことはないということですか。

はい。最初はそんな感じでした。ただ今回のMAOガールをきっかけによく考えてみると、そういえばいくつか身近にもM&Aがあったなあと思い出しました。最初に頭に浮かんだのが、ファミリーマートとサークルKの件でした。私の高校の近くに唯一あったコンビニがサークルKでしたので、いつもこのお店でお昼を買っていました。それがいつのまにか商品がファミリーマートのものになってしまって、ポイントも変わっていました。サークルKだけの商品がありましたので店が変わって、ちょっと寂しいなと感じたことを思い出しました。ただ店員さんは変わらず前のままでした。コンビニが合併するって大きなことだと思いましたが、店員さんが変わらないというそのギャップが面白いなと思いました。

反対にサークルKでは品揃えが悪く朝練の前などに行くと商品がなかったりしましたが、ファミリーマートと合併してからはそんなことがなくなりました。合併によってこういうことも起こるんだっていうことが分かりました。NTTドコモが野菜宅配の「らでぃっしゅぼーや」を買収したのもよく覚えています。親が好きでずっと宅配便で頼んでいたのですが、買収後注文の方法が変わったようで、めんどくさくなって注文を止めてしまいました。その時は会社が変わったとは言っても送られてくる段ボールが同じで、会社は変わってないじゃないかと思いっていました。