【レンゴー】M&Aで見えてきた1兆円の大台
レンゴーは2017年以降M&Aを積極化させ、2019年はすでに4件に達しており、今後もこの傾向は続きそう。レンゴーが目指す姿とはどのようなものなのか。
M&A Online
| 2019/9/26
2019.09.26
2019年9月30日には、豪農薬大手のニューファーム傘下でブラジル、アルゼンチンなど南米4カ国に展開する現地子会社を買収することで合意する。買収金額は約700億円。南米は世界の農薬市場の約25%を占め、北米や中国を上回るエリア。巨大な農薬市場の南米で、強固な自社販売体制を築くのが狙い。2020年前半に買収完了を目指す。
住友化学はニューファームが持つブラジル、アルゼンチン、チリ、コロンビアの4現地子会社の全株式を取得する。今回の買収が完了すれば、南米での農薬売上高が約3倍に拡大し、北米を超える...
レンゴーは2017年以降M&Aを積極化させ、2019年はすでに4件に達しており、今後もこの傾向は続きそう。レンゴーが目指す姿とはどのようなものなのか。
日清製粉は数多のM&Aを行っており、2010年以降だけでも主な案件が10件近くある。2018年に策定した長期ビジョンの中でもM&Aについては前向きな姿勢を示しており、今後も活発なM&Aが続きそうだ。