日本製鉄と日立製作所が相次いで合弁を解消することになった。日本製鉄は宝鋼日鉄自動車鋼板有限公司を、中国の宝山鋼鉄股份有限公司に、日立製作所はジョンソンコントロールズ日立空調をドイツのボッシュに売却する。
戸田工業は2023年に創業200周年を迎える。ベンガラと呼ばれる酸化鉄生産で創業した同社は磁気テープ用材料で成長、リチウムイオン電池素材などの最先端技術で注目されている。老舗でありながら最先端を走る同社が取り組む新旧両面にらみのM&Aとは。
マツダがロシア極東部での現地生産から撤退する交渉に入ったことが分かった。日本車メーカーではトヨタ自動車が9月23日にロシア西部の工場を閉鎖し、撤退すると発表している。相次ぐ日本車メーカーのロシア撤退だが、世界戦略で痛手にならないのだろうか?
博多ラーメン店「一風堂」を運営する力の源ホールディングスが、米国のレストランチェーンのPanda Restaurant Group, Inc.との合弁事業解消で、600万円の特別利益を計上することになった。
クラウド型ビジネスチャットツールを手がけるChatworkが初のM&Aを実施した。中小企業向けデジタルマーケティング事業を手がけるスターティアHD傘下企業のクラウドストレージ事業を引き継ぐ新会社を立ち上げたのだ。今後のM&A戦略を聞いた。
中国政府が2035年以降の新車販売を新エネルギー車(NEV)かハイブリッド車(HV)に限定する方針を明らかにした。もっとも、中国での販売台数が多い自動車メーカーにとっては「想定内」。すでに中国でEV化に向けた合弁企業の設立が相次いでいる。
住友化学<4005>が積極的なM&A(合併・買収)による事業の拡大を進めている。2019年3月に発表した2022年3月期までの3カ年中期経営計画によると設備投資やM&Aに約7000億円を投じるという。注目は医薬分野で大型M&Aにも取り組む。
トヨタとソフトバンクグループは自動運転車で人やモノを運ぶサービスなどを手がける共同出資会社を設立する。ソフトバンクは米ウーバーテクノロジーズはじめ世界のライドシェア会社に出資しており、移動サービスへ軸足を移すトヨタが陣営に加わることになる。