武田薬品工業は、ファーマシューティカルサイエンス部門が行う医薬品治験薬の開発・製造事業の一部を、医薬品受託製造会社の武州製薬(埼玉県川越市)に譲渡することを決議した。対象事業を2017年4月に新設した100%子会社のスペラファーマ(大阪市)に会社分割により承継したうえで、同社の全株式を武州製薬に譲渡する。

現在、武田薬品は「オンコロジー(がん)」「消化器系疾患」「中枢神経系疾患」の3つの重点疾患領域と「ワクチン」への特化を図るなど、研究開発体制の変革を進めている。今回の事業譲渡により業務効率の改善や機動的な組織体制の構築を目指す。

譲渡価額は非公表。譲渡予定日は2017年7月1日。