G-FACTORY<3474>は2019年1月7日に、飲食店経営のM.I.T(東京都渋谷区)を完全子会社化することを決めた。同社が経営する飲食店の拡充、新業態開発、海外進出による多店舗展開の加速が狙いだ。

G-FACTORYは飲食店向けに出店時の物件情報の提供や内装設備導入時の経営サポート事業を展開しているほか、うな丼チェーン店「名代 宇奈とと」の飲食事業を運営している。

M&Aは2007年に「名代 宇奈とと」の運営をライトアングルから引き継いで以来で、G-FACTORYでは早期にシナジー効果が発揮できる体制の構築を目指すという。

M.I.Tとは内装設備リースの取引があり、今後同様にサポート先のM&Aの可能性は高そうだ。

物件を紹介してもらえない苦い経験が事業の発端

G-FACTORYは「名代 宇奈とと」の飲食業の運営を目的に2003年にスタートした企業。同社の片平雅之社長によると「店舗展開をしようと物件を探すと、思った物件を紹介してもらえない。規模の小ささから不動産屋に相談しても相手にされない」といった苦い経験を持つ。

そこで「飲食店には同じような悩みを抱える企業が多いはず」と判断。飲食業の店舗展開を支援しようと、「経営サポート事業」に乗り出した。

現在の事業は「物件情報サポート」「内装設備サポート」「まるごとサポート」「海外出店サポート」「メンテナンスサポート」「退店・M&Aサポート」の6つ。

「物件情報サポート」は情報収集から物件契約締結に至るまでを総合的に支援する事業。物件情報は退店や移転を希望する顧客から直接寄せられるケースや、地域の不動産会社から寄せられるケースがあるという。