「水と環境」のソリューションカンパニーを標ぼうする栗田工業。その同社が北米を舞台に海外M&Aを活発化している。今年に入って水処理事業の米国企業2社を約400億円で買収し、現地ベンチャー企業への出資にも積極的だ。一連のM&Aによって北米での売上高は5倍の300億円近くに膨らむ見通しで、日本、アジアに次ぐ規模となる。
折しも今年は創立70周年の節目。北米事業拡充を踏み台に新たな成長ステージにさしかかろうとしている...
日清製粉は数多のM&Aを行っており、2010年以降だけでも主な案件が10件近くある。2018年に策定した長期ビジョンの中でもM&Aについては前向きな姿勢を示しており、今後も活発なM&Aが続きそうだ。