ヒビノ<2469>は「音と映像のプレゼンテーター」を標榜する。コンサートやイベントで運用する音響・映像機材を世界有数の規模で保有し、コンテンツの演出や進行を舞台裏で操る。2020年の東京五輪・パラリンピックでは開閉会式や各競技会場の設備・設営などで特需が控え、業績も上昇基調が一段と強まる見通しだ。
実はその同社はM&A巧者としての顔を持つ。傘下に収めた企業は10数社に及ぶ。ここへきて韓国、米国で音響関連企業の買収を決め、海外M&Aを本格化している...
高島屋が独自路線を強めている。大手の百貨店は2000年に入り経営統合によって4つの大きなグループにまとまった。高島屋は4グループと並ぶ存在として独立独歩の運営を続けている。