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【住友化学】狙うは「環境」「食糧」「ヘルスケア」「ICT」
2019/10/03
住友化学<4005>が積極的なM&A(合併・買収)による事業の拡大を進めている。2019年3月に発表した2022年3月期までの3カ年中期経営計画によると設備投資やM&Aに約7000億円を投じるという。注目は医薬分野で大型M&Aにも取り組む。
保土谷化学工業は子会社である保土谷建材工業(東京都港区)を通じて、セメント系防水材を輸入・販売するほか防水・防食工事を手がける日本バンデックス(東京都中央区)の全株式を取得し、子会社化することを決議した。
保土谷建材工業は、新規事業として土木や防食・防水分野への展開を進めている。日本バンデックスを子会社することにより、現在取り扱うウレタン系塗膜防水材にセメント系防水材を加えて製品ラインアップを充実させる。また、販売チャネルを相互に活用することで建材事業の拡大を図る。
今後、保土谷建材工業と日本バンデックスは早期の合併に向けて協議を進めるという。
取得価額、取得予定日は非公表。
住友化学<4005>が積極的なM&A(合併・買収)による事業の拡大を進めている。2019年3月に発表した2022年3月期までの3カ年中期経営計画によると設備投資やM&Aに約7000億円を投じるという。注目は医薬分野で大型M&Aにも取り組む。