亀田製菓<2220>が「あられ、せんべい」からの脱皮を始めた。2019年2月に実施した6年ぶりのM&Aはその第一弾。2019年3月期から2024年3月期までの6年間でM&Aに400億円を投じるという。
目指す姿はグローバル・フード・カンパニー。あられ、せんべいなどの米菓を主力としつつも、国内では非常食事業の拡大、乳酸菌やアレルギー対応食品の開発、米国では健康菓子事業の買収、欧州では新規参入のためのM&Aなどを実施する...
ゼンショーホールディングスは4000店舗を超える持ち帰り寿司店を運営する米国のAFCを買収。今後M&Aの軸足を少子高齢化、人手不足の荒波が押し寄せる国内から大海原が広がる海外に移す。