スペースシャワーSKIYAKIホールディングスが、グローバルに通用するアーティストらを育成、支援するためのプラットフォーム(ファンクラブの運営やライブ配信などが可能なサービス)の拡充に向け、M&Aを活用する方針を打ち出した。
10年ぶりに営業利益が過去最高を更新した三越伊勢丹ホールディングスが、2026年3月期から2031年3月期までの6カ年の中期経営計画を策定し、この中でM&Aを実施する可能性を示した。
女性用下着やシャワーヘッドなどを手がけるシャルレが、新規事業開発にM&Aなどを活用する方針を打ち出した。女性用下着市場は横ばいの状況にあり、企業成長には新規分野への参入が不可欠と判断した。
家電量販店大手のビックカメラ傘下で、パソコンやソフト、デジタル家電などの販売(新品・中古)や買取事業を展開するソフマップは、M&Aを活用してリユースなどの事業を拡充する。
積水化学工業が2024年11月に、北海道でリフォーム事業を展開するクレアストを子会社化する。中期経営計画の方針に沿ったもので「今後もこのような成長投資を活発化することで、事業のさらなる拡大を目指す」としている。
2022年8月に、スーパー「ロピア」を展開する当時のロピア・ホールディングス(現OICグループ)の傘下に入り、経営立て直しに取り組んでいる関東圏で食品スーパーとホームセンターを展開する「スーパーバリュー」に、進捗の遅れが生じている。
カジュアル衣料のライトオンが、ワールドの傘下で再建を目指すことになった。2023年8月期に営業赤字に転落し、2024年8月期も大きな営業赤字に陥ったことから、ワールドから人材や販売、商品開発などの面で支援を受け、経営を立て直す。
中古ブランド品売買最大手のコメ兵ホールディングスが、企業買収を活発化させている。中古ブランド品のリユース市場は、国内外で高い成長が見込まれており、同業者によるM&Aも増加傾向にある。
サンマルクホールディングスが、牛カツ定食店などを運営するジーホールディングスを子会社化する。2027年3月期以降の成長の軸となるサンマルクカフェ、鎌倉パスタに次ぐ第3のブランド確立に向けた投資だ。
能美防災は積極的なM&Aを目標に掲げた「中長期ビジョン2028」を策定した2022年以来、3件目となるM&Aに踏み切った。2024年10月1日に電気通信工事会社のシステムズ(仙台市)を子会社化したのだ。