日立金属(株)(以下「日立金属」)は、情報ネットワーク事業及びワイヤレスアンテナ事業並びに同社が保有する日立電線ネットワークス(株)(以下「HCNET」)の発行済株式の全てを、日本みらいキャピタル(株)(以下「NMC」)が助言するNMC三号投資事業有限責任組合が全額出資する特別目的会社AAAホールディングス(株)(以下「AAAホールディングス」)に譲渡することを発表した。なお、本取引は、日立金属の完全子会社として設立予定の(仮称)APRESIA Systems(株)(以下「APRESIA」)に対して、日立金属の情報ネットワーク事業及びワイヤレスアンテナ事業(但し、HCNETに承継させる事業を除く)並びにHCNETの発行済株式の全てを吸収分割の方法により承継後、APRESIAの発行済株式の全てをAAAホールディングスに譲渡する取引を実施する方法による。

本取引は、日立金属の収益率向上を伴うグローバルでの事業拡大をめざし、高収益・高成長分野への集中と経営資源の効率運用を進め、事業ポートフォリオの継続的な刷新の一環であり、当該事業が今後も中長期的に発展、成長し、顧客の期待に応えていくためには、当該事業により多くの経営資源を投入できるNMCへ事業を委ねることが最適と考え、今回の決定に至ったとのこと。

今後も当該事業を行う電線材料カンパニーは、成長分野へ注力するとともに、基盤となる事業の製造プロセスの革新などモノづくり力を強化し、高収益体質への変革と真のグローバル成長への挑戦を行っていくとしている。また、当該事業については、企業の成長戦略の実行支援、事業部門・子会社の独立に伴う体制構築支援等の実績・ノウハウを豊富に持つ、独立系、国内系の投資ファンド運営会社であるNMCが有する知見を生かし、国内において情報通信量の増加へ対応しシェア拡大を図ることはもとより、世界に市場を求めて積極的なグローバル展開を図っていく、としている。

株式譲渡価額は非公表。

株式譲渡実行予定日は2016年12月1日。