日本電産<6594>が2020年度を最終年度とする中期戦略目標「Vision 2020」達成に向け正念場を迎えている。2021年3月期の売上高目標2兆円に対し、前年の2020年3月期の売上高予想は1兆6500億円のため、最終年度に3500億円、率にして21.2%の増収が必要となるからだ。
同社では自律成長とM&Aを基軸に目標達成を目指すという。メーカーが自律成長で1年で20%以上の増収を達成するためには、それに見合った生産設備の増強が必要となる...
亀田製菓が「あられ、せんべい」からの脱皮を始めた。2019年2月に実施した6年ぶりのM&Aはその取り組みの第一弾。2019年3月期から2024年3月期までの6年間でM&Aに400億円を投じるという。