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日立も撤退!世界帝国を築いた国産テレビが凋落した「真の理由」

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「敗因」は高付加価値化戦略

むしろ真の「敗因」は、この高付加価値戦略だ。ほとんどのユーザーが使わないような細かい調整機能をふんだんに実装し、わずかな画質や音質の差をセールスポイントとする商品開発を進めた。当然、大半のユーザーにとって購買行動を左右するほどの差異ではないため、高い価格では売れない。

特に中韓製テレビが広く流通している海外市場では、日本製テレビが「機能は良いのかもしれないが、高すぎる」とシェアを落とすことになった...

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