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【名古屋大・岐阜大】統合に「大学版・共同持ち株会社」方式を活用

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文部科学省(東京•霞が関)

名古屋大学と岐阜大学が法人統合に向けて協議を始めた。一つの法人が複数の大学を運営する「アンブレラ(傘)方式」での統合を目指しており、企業でいえば、「共同持ち株会社」の設立にあたる。国立大学同士の合併はすでに14例あるが、合併と違って、統合に参加する大学がそのまま残り、比較的対等な立場を維持できるのが利点だ。少子化による18歳人口の減少、海外有力大学とのグローバル競争など大学経営を取り巻く環境が厳しさを増す中で、国立大学といえども決して安泰とはいえない。名古屋大と岐阜大が大学版・共同持ち株会社の先鞭をつけることになるのか...

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