2018年6月30日、「ホリエモン」こと堀江貴文氏が設立した民間ロケット開発会社インターステラテクノロジズの観測ロケット「モモ」の2回目の発射実験が、またも失敗に終わった。産業界から多額の資金調達に成功した民間月面探査の「HAKUTO」プロジェクトも時間切れに終わり、華々しく登場した宇宙ベンチャーは失敗続きだ。

「地に堕ちた」ベンチャーロケット

「これまでになかった失敗だ。モチベーションを保ちながら、次につなげていくにはどうしたらいいか考えている」。いつもの強気発言とは一変、堀江氏は神妙な面持ちでそう語るのがやっとだった。同席したインターステラテクノロジズの稲川貴大社長も「次の打ち上げについては何も決まっていない。気持ちの面ではチャレンジを続けたい」と、今後の実験計画が全くの「白紙」状態であることを告白した。

それほどまでに「衝撃的な結末」だった。モモ2号機は発射後直後にメインエンジンの推力が低下。しばらくは高度を保持したものの、ビデオを逆回転するように真下へ落ちて発射からわずか6秒で爆発する。発射台周辺は火の海となり、打ち上げ協力金を支払って参加した見学者からは悲鳴が上がった。幸いけが人などの人的被害はなかったが、すさまじい爆発炎上場面がテレビやインターネットで瞬く間に拡散し、同社ロケットのイメージは文字通り「地に堕ちた」。