台湾の電子機器受注生産大手の鴻海(ホンハイ)精密工業股份有限公司グループは、経営再建中のシャープが実施する第三者割当増資を引き受け同社を買収する。シャープが発表した。鴻海グループの議決権は66.07%となり、買収総額は4890億円に上る。

引き受けるのは鴻海本体のほか、同社完全子会社のFoxconn (FarEast) Limited(ケイマン諸島)、鴻海が間接的に29.59%の持分を有するQ-Run Holdings Limitedが全額出資するFoxconn Technology Pte. Ltd.(シンガポール)、鴻海董事長(会長)の郭台銘氏が実質的に支配するSIO International Holdings Limited(ケイマン諸島)。

シャープは2015年3月期、米国の液晶テレビの競争激化や太陽電池の需要低迷、中小型液晶事業における市場変化の見誤りと価格下落への対応力不足などにより、大幅な赤字を計上している。

取得は2016年6月28日から9月5日のいずれか。

2016-8-12

追記

取得総額は3888億円(1株当たりの発行額を当初の118円から88円に引き下げた)。

払込は2016年8月12日。