トヨタ自動車とパナソニックは9日、グループ企業を通じて展開する両社の住宅事業を統合すると発表した。共同出資による新会社「プライムライフテクノロジーズ」(東京都)を2020年1月に設立し、この新会社の傘下にトヨタホーム(名古屋市)、ミサワホーム、パナソニックホームズ(大阪府豊中市)を置く。3社合計の戸建住宅供給戸数は年間1万7000戸規模となり、国内住宅業界でトップクラスの地位に立つ。

新会社は、家電や住宅設備の急速なIoT(モノのインターネット)化や自動車をめぐるCASE(コネクテッド・自動化・共有・電動化)などに対する両社の取り組みを融合し、街全体を見据えた新たな価値の創出を目指す。

新会社の傘下にはトヨタホーム、ミサワホーム、パナソニックホームズの住宅3社のほか、いずれもパナソニック子会社で住宅内装事業のパナソニック建設エンジニアリング(東京都品川区)、中堅建設会社の松村組(大阪市)を置く。住宅事業の統合に合わせてトヨタホームは上場子会社で51%を出資するミサワホームを株式交換により完全子会社化する予定。

新会社は2020年1月7日に設立予定。資本金規模など詳細は未定。新会社には三井物産も出資する方向で検討しているが、その場合もトヨタとパナソニックの出資割合は同一とする。