四国電力<9507>が2018年3月27日に臨時取締役会を開き、愛媛県伊方町の伊方原子力発電所2号機(56.6万キロワット)の廃炉を決めた。東日本大震災に伴う東京電力ホールディングス(HD)<9501>福島第1原子力発電所事故を受けて定められた新規制基準を満たすには「1900億円に近い」(佐伯勇人四国電力社長)安全対策投資を必要とし、採算が合わないと判断した。原発の廃炉は福島第1原発を除いて9基目となるが、「廃炉ラッシュ」はこれからが本番だ...
無風で終わった2017年の半導体業界でのM&A。しかし、火種はくすぶっている。