自動車および自動車部品業界の2019年は、次世代技術の「CASE」をにらんだ業界再編が本格化した1年だった。CASEとは「Connected(コネクテッド=インターネットとつながる)」「Autonomous(自動運転)」「Shared&Services(カーシェアリングなどのサービス)」「Electric(電気自動車)」の頭文字を取ったもの。2016年のパリモーターショーで、独ダイムラーAGのディエター・チェッチェ最高経営責任者(CEO)が提唱し、自動車産業界に広まった概念だ...
2019年(2019年1月1日ー12月16日)に発表されたIT・ソフトウエア業界のM&Aは134件で、2008年以降の12年間で最多となった。金額は6815億円となり、2016年の1兆2286億円に次ぐ2番目に高い水準だった。
長期低迷が続いていた「第46回東京モーターショー2019」が閉幕した総入場者数は130万900人と2007年以来、12年ぶりに100万人を突破した。だがモーターショーは2年後の2021年にも開かれる。さらに盛り上げるためには何が必要なのか?
経営権をめぐり緊張状態にあるコクヨとぺんてるの文具大手2社の関係が新たな段階に入った。コクヨが持ちかけた業務提携を拒んできたぺんてるが方針を転換し、両社は協力関係構築に向けた協議を開始することで合意した。