M&A案件の“破談”が10月だけで4件と急続している。大日本住友製薬、日本ペイントホールディングス(HD)、ファイズホールディングス(HD)は企業買収を、オンキヨーは事業売却をそれぞれ取りやめた。今年に入り、M&Aが中止に追い込まれるケースは10件を突破し、1ケタ台だった昨年(3件)を大きく上回る。
大日本住友製薬は10月17日、豪州の再生・細胞医薬品企業サイナート・セラピューティクス(本社メルボルン)への買収提案を取り下げたと発表した...
NTTドコモとKDDIがスマートフォン決済サービスで手を組むことになった。「NTTドコモ・KDDI連合」VS「ソフトバンク」系のPayPayという構図ができ上がる。PayPayの反応は。
海外に活路を見出し、積極的なM&Aに打って出るアサヒと、海外の不採算事業を切り離し、収益基盤の強化に取り組むキリン。勝負の行方はどうなのか。