ラーメン業界でM&Aが活発化している。上場ラーメン企業6社のうち、博多ラーメン「一風堂」を展開する力の源ホールディングス<3561>、極旨醤油ラーメン「一刻魁堂」を展開するJBイレブン<3066>、九州筑豊ラーメン「山小屋」を展開するワイエスフード<3358>の3社が2025年4月に相次いでM&Aに踏み切る。
出店加速や海外展開などの成長戦略を実現する手法の一つとしてM&Aに関心が集まっているのが要因で、年間3件は2010年以降のラーメン業界のM&A(適時開示情報)としては最多となる...
アリマンタシォン・クシュタールから買収提案を受けたセブン&アイ・ホールディングスはイトーヨーカ堂など非コンビニ事業を傘下に置く中間持株会社のヨーク・ホールディングス売却で企業価値向上を狙う。買収防止のため切り離されたイトーヨーカ堂の運命は?
2024年3月、ホンダと日産はEVや車載ソフトなどで協業する包括的な覚書を結んだと発表した。会見で三部ホンダ社長は「現時点で資本関係の話はしていないが、可能性としては否定しない」と、水面下で経営統合に向けた動きがあることをうかがわせている。
2024年の国内健康補助食品・サプリメント業界は「逆風」が吹き荒れた1年だった。小林製薬の紅麹問題が発覚。同社が製造・販売した紅麹を原料とする機能性表示食品が原因と見られる重篤な腎障害が発生したのだ。過熱する一方だった同業界に冷水をかけた。
米国のコンビニ企業を買収し、買い手としての存在感を示してきたセブン&アイ・ホールディングスが、買収の提案を受けた。相手はカナダのコンビニ大手のアリマンタシォン・クシュタール。一体どのような会社なのだろうか。