「新鮮な食材の新たな流通網を作る」「ウェブサイトやアプリをすぐに作れて運用できる」「スポーツ感動の一瞬を見逃さない」。

こうした優れたサービスをプログラムミング言語のRubyを用いて開発した企業を表彰する「Ruby biz Grand prix 2019」が2019年12月12日に開催され、10社が選出された。

Rubyは国産として初めて国際認証されたプログラムを書く際に使用される言語で、柔軟性が高いため、短時間でプログラム開発ができる特徴がある。どのような企業がどのようなプログラム(サービス)を開発したのか。

新鮮な食材を出荷当日に届ける

「Ruby biz Grand prix 2019」で大賞に選ばれたのは料理レシピ投稿・検索サービスを手がけるクックパッド(東京都渋谷区)と、レンタルサーバー事業のGMOペパボ(東京都渋谷区)の2社。

クックパッドは新鮮な食材を出荷当日に届けるサービス「クックパッドマート」を開発。朝注文した野菜や肉などを夕方以降に帰宅途中の店舗や施設などで受け取る仕組みを作った。宅配ではなく、利用者が受け取りに行くことで、送料無料を実現した。

GMOペパボが開発したのはアクセスが急増するウェブサイトやアプリを楽に運用できるサーバーサービス「LOLIPOP!マネージクラウド」。アクセスの急増に合わせてサーバーを自動拡張し、落ち着いたら自動で元に戻す機能を実現した。

このほかスポーツエンターテイメントアプリ「Player!」を手がけるookami(東京都世田谷区)と、落とし物を防ぐタグで常に見守る「MAMORIO」を展開するMAMORIO(東京都千代田区)、睡眠中の保育園児の姿勢を見守る「ルクミー午睡チェック」を開発したユニファ(東京都千代田区)の3社が特別賞を受賞。

オンライン学習サービス「スタディサプリ」を展開するクイッパーリミテッド日本支店(東京都品川区)、法人向けの睡眠コーチングサービス「lee BIZ」を開発したニューロスペース(東京都墨田区)、スクリーンショット共有サービス「Gyazo」を手がけるNota Inc. (京都市上京区)の3社がEmerging Industry賞に選ばれた。

さらにシステムとネットワークで事業承継をサポートする「バトンズ」を運営するバトンズ(東京都千代田区)、法務業務の負荷を軽減するAI(人口知能)を提供するLegal Force(東京都千代田区)の2社がVertical Solution賞を受賞した。

文:M&A Online編集部