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トヨタ、燃料電池の「本命」利用に乗り出す

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トヨタ自動車<7203>が燃料電池(FC)の新たな用途開発に乗り出した。同社は世界初の燃料電池車(FCV)「MIRAI(ミライ)」を発売しており、同車に搭載するFCをオフィスなどでの発電機へ転用するものだ。FCVの普及は電気自動車(EV)よりも難しい状況にあり、巨額の研究開発費を投じたFCの有効利用策として注目される。

インフラ不足で伸び悩む燃料電池車だが…

トヨタは車載FCを換装した定置式発電装置を本社工場(愛知県豊田市)のエネルギー管理棟内に設置し、2019年9月12日から実証運転を始めた...

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