「第46回東京モーターショー2019」で初登場となった子ども向けの職業体験 「Out of KidZania in TMS2019」が注目されている。子供の職業体験アトラクション施設として有名な「キッザニア」とのコラボ(協業)で、AOMI EXHIBITION(東京ビッグサイト 青海展示棟)内に職業体験ができるブースが並ぶ。

クルマどころか部品ですらない「金型」体験

オリジナルのキッザニアは1業種1社しか参加できないため、キッザニア東京で体験できるのは三菱自動車工業<7211>の「カーデザインスタジオ」だけ。「Out of KidZania in TMS2019」では同社のほか、トヨタ自動車<7203>、ホンダ<7267>、日産自動車<7201>、SUBARU(スバル)<7270>、ダイハツ工業<7262>、日野自動車<7205>など、国産車メーカーがずらり。

なかでも異彩を放つのはマツダ<7261>だ。三菱自動車や日産のカーデザインや、トヨタとダイハツの車両組み立て、スバルの車両メンテナンス、ホンダのレーシングドライバー体験など、どこも直接クルマと向かい合う仕事を体験できる。ところがマツダが向かい合うのは「金型」。クルマどころか自動車部品ですらない。

ダイハツブースでは軽オープンカー「COPEN」の組み立て体験を提供している

金型とは金属板などの材料を押し当て、強い圧力をかけて部品に成形するための「型」のこと。金属製部品を加工するには欠かせないツールで、自動車工場のプレス工程ラインでは多数の金型が利用されたり保管されたたりしている。大人ですら実物を目にする機会がほとんどない金型を、子どもたちに磨かせるというのだから驚く。