希望(早期)退職者の募集に踏み切る上場企業が増加の一途をたどっている。11月だけで5社が計画を発表し、その顔ぶれも味の素、LIXILグループ、ファミリーマート、ノーリツ、オンキヨーと有名どころが並ぶ。
その内容をみると、業績が堅調なうちに人員体制の適正配置の一環として幹部社員などを中心に人員削減に取り組むケースと、不振事業などからの撤退に伴い人員削減に迫られるケースに大別され、明暗が分かれる。
今年に入って希望退職者の募集を発表した企業は少なくとも27社に上り、すでに前年の倍以上に達する...
2020年春に始まる第5世代移動通信システム(5G)の商用サービスを前に、携帯電話各社の動きが慌ただしくなってきた。5Gユーザー争奪戦秋の陣の火ぶたが切られたといえそうだ。