パナソニックは、医療機器事業を手がけるパナソニックヘルスケア(愛媛県東温市。売上高980億円、営業利益79億7000万円、純資産1330億円)の全株式を、米投資ファンドコールバーグ・グラビス・ロバーツ(KKR)傘下のPHCホールディングス(東京都千代田区)へ譲渡することを決議した。

パナソニックヘルスケアは今後の収益向上のため、追加投資や医療業界の専門知識を必要としていたが、パナソニック単独での経営資源の投入は難しい状態だった。パナソニックは医療機器事業のノウハウと資金リソースを持つKKRグループへの譲渡で、パナソニックヘルスケアの企業価値向上を図る。

今回の譲渡に関連し、パナソニックはPHCホールディングスの第三者割当増資を引き受け、同社の議決権比率の20%に相当する株式を保有することでパナソニックヘルスケアとの協力関係を維持する。

譲渡価額は1650億円。譲渡予定日は2014年3月31日。