同5月にトヨタがパナソニック<6752>と同率出資で設立する「プライム・ライフ・テクノロジーズ」に住宅関連事業を統合するのも、CASE対策で本業に集中するためとの見方がもっぱら。豊田章男トヨタ社長の実父である章一郎名誉会長が立ち上げたトヨタホームを中核とする同社の住宅事業は「聖域中の聖域」とされ、業績が悪化した時も事業切り離しの対象にはならなかった。
しかし、「100年に1度の大変革」といわれるCASEに対応するため、トヨタといえども背に腹はかえられない状況になっている...
2019年(2019年1月1日ー12月16日)に発表されたIT・ソフトウエア業界のM&Aは134件で、2008年以降の12年間で最多となった。金額は6815億円となり、2016年の1兆2286億円に次ぐ2番目に高い水準だった。
長期低迷が続いていた「第46回東京モーターショー2019」が閉幕した総入場者数は130万900人と2007年以来、12年ぶりに100万人を突破した。だがモーターショーは2年後の2021年にも開かれる。さらに盛り上げるためには何が必要なのか?
経営権をめぐり緊張状態にあるコクヨとぺんてるの文具大手2社の関係が新たな段階に入った。コクヨが持ちかけた業務提携を拒んできたぺんてるが方針を転換し、両社は協力関係構築に向けた協議を開始することで合意した。