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東芝、「物言う株主」対策で自社株買いと特別配当に走るも不発か

※この記事は公開から1年以上経っています。
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株価が低迷ならアクティビストとの対立激化も

自社株買いと特別配当を発表した7日に、東芝株は一時前営業日比3.0%高の4785円と4月16日以来の高値に。しかし、その後は前営業日と同じ4645円で引けた。1500億円もの大盤振る舞いにもかかわらず、株価は東芝の思惑通りに運ばなかったといえそうだ。

そうなると心配なのが、株主総会でのアクティビストの行動だ。自社株買いと特別配当の根拠となったのは、同社の2021年3月期決算での当期純利益が1139億円と、前期の1146億円の赤字から2年ぶりに黒字転換したこと...

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