伊藤忠のデサントへの「敵対的TOB」が開けたパンドラの箱 ―ユニゾHDへの事前同意なき「イキナリTOB」に関する考察―

※この記事は公開から1年以上経っています。
alt

7月11日不動産事業、ホテル事業を行っているユニゾホールディングス(ユニゾ)に対して、旅行代理店大手でホテル事業にも力を入れているエイチ・アイ・エス(HIS)が株式公開買付(TOB)を開始した。

事前に買付対象先の合意がないTOBは、今年になって伊藤忠の対デサント、南青山不動産(旧村上ファンド系)の対廣済堂に続き、3件目となる。本稿執筆時点(7月12日午前8時)では、ユニゾ側の意見表明報告書が確認できないが、この後仮に「反対」の意見が表明されることになれば、対デサントに続き2件目の敵対的買収となる...

この記事は会員専用です。
無料会員に登録して、今すぐ続きをチェックしよう!
会員登録をする(無料)

NEXT STORY

TOBと特別配当

M&A Online
| 2017/2/22
2017.02.22

アクセスランキング

【総合】よく読まれている記事ベスト5