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【敵対的買収】伊藤忠・HIS・コクヨ…“1勝2敗”の2019年

※この記事は公開から1年以上経っています。
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ユニゾ「TOB騒動」の端緒となったエイチ・アイ・エス

2019年のM&A市場を象徴するキーワードの一つが「敵対的買収」。日本では例年、対象企業の同意を得ずに行われる敵対的買収そのものが1件あるかどうかだが、今年は一転、伊藤忠商事VSデサント、エイチ・アイ・エス(HIS)VSユニゾホールディングス、コクヨVSぺんてる、のケースが3件相次いで発生した。結果は買収側が“1勝2敗”で、負け越した形だ。

伊藤忠・デサント、大手企業同士の攻防戦に

伊藤忠がスポーツ用品大手、デサントへのTOB株式公開買い付け)を始めたのは1月末。デサントは「反対」を表明し、敵対的TOBが確定した...

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