新たな敵対的TOB(株式公開買い付け)が持ち上がった。旧村上ファンド系の投資会社、シティインデックスイレブンス(東京都渋谷区)は21日、東芝機械(東証1部)に対してTOBを実施すると発表した。
買付期間は同日から3月4日までの30営業日。最大259億2000万円を投じて、グループ企業による既保有分12.75%と合わせ東芝機械株の43.82%の取得を目指している。東芝機械は買収防衛策で対抗する意向を明らかにしており、敵対的TOBの構図となっている...
ユニゾのサラリーマン経営者は、FAに三菱モルガンスタンレー証券と大和証券、法務アドバイザーにTMI総合法律事務所と西村あさひ法律事務所、税務アドバイザーにEY税理士法人など大変に値段が高いアドバイザーを必要以上に多数雇って対抗した。
旅行大手のHISがビジネスホテル事業のユニゾホールディングスに対し、株式公開買付け(TOB)を開始すると発表した。最大の焦点は敵対的TOBに発展するかどうか。今年の春先、伊藤忠商事によるデサントへの敵対的TOBが記憶に新しいが…
スポーツ用品大手、デサントに対する伊藤忠商事の敵対的TOBの成否に注目が集まっている。日本で敵対的TOBはほんの数えるほどだが、大手企業同士が争うのは2006年の「北越製紙対王子製紙事件」以来13年ぶり。過去の事例をひも解いてみると。
東栄リーファーライン<9133>のMBOが不成立となった理由はなぜか。募集価格の算定が甘かったとは決して思わない。旧村上系ファンドの介入が、結果として株価が非常に割安でまだ将来的な成長が十分に見込めると多くの株主が思ったからではないか。